訪問介護士さんとの食支援連携のご紹介

今年2月から心不全の患者さまの食支援を訪問介護士さんとさせていただいています。


朝はいつも通り、昼は配食サービスの利用、夜のお食事は減塩調味料を使用して2g程度のレシピを作成して、介護士さんに作っていただくという連携事例です。中々食欲不振が回復せず、栄養を補助できる飲み物を併用して、栄養状態が改善し、訪問すると寝たきりだった方が今はずっと居間で過ごして、洗濯を干すこともできるようになりました。


体調が安定したので、もっと自由にという多職種とご家族の要望をすり合わせてプラン変更

・配食サービスを別なものへと切り替え

・管理栄養士の献立→介護士さんの献立へ

・買い物の配送サービス(生協の利用)開始


※生協利用の利点

・自宅でも自分のお好きなものが選べるようにお楽しみ作り。

・介護するご家族がお買い物の負担軽減

・訪問介護士さんが簡単に作れるメニューが1品でも増えるように!

・また食べている食材が、栄養成分の表示がきちんとしているので把握しやすい。


体調管理は

・主治医と訪問看護師さん


食事作りは

・訪問介護士さんで栄養管理は管理栄養士が確認。(1日の栄養摂取量や水分摂取量の評価など)


お買い物は

・ご家族と生協の注文(管理栄養士がサポート)


初めてのケースでしたが、毎回ご家族より介護士さんが作ってくれるメニューを写真撮影して送っていただいています。訪問してお元気な様子を確認するのが楽しみです。



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